「アルバイトなんて簡単に受かるでしょ?」
なんて言ってほしくありません。
決まらない人は決まりません。
ここでは、タイトル通りの大学生の話を紹介していきたいと思います。
この人どんな人?
まず、これから話す人は誰かを紹介しておきましょう。
この人、私の年下の兄妹です。
春休みになって時間もあるのでアルバイトをしてお金を稼ごうと思ったのです。
あと、自分のパソコンが欲しいようです。
さて、これまでのバイト経験は「短期の郵便局の仕分け」のみ。
接客でないところが面接で不利にはたらくこともあったようです。
アルバイトに合格するまでの流れ
2月に入って1つ目の本屋に落ちる
「飲食店は忙しそうだから嫌、漠然と本屋のアルバイトがいい」と考えていた兄妹。
さっそくタウンワークで見つけてきた求人をもとに履歴書を郵送。
後日面接を受けることとなりました。
しかし、結果は不合格。
あとから「不合格通知」が家に届きました。
国が運営する公園を受けるも撃沈
次は公園を運営するバイトの面接にチャレンジします。
ただ、ここは週4以上で働ける人が条件だったりと、難易度高め。
兄妹は大学に行っているので、半分ダメもとでした。
ここの面接は、座るところと面接官の机が離れており、かなりきっちりしたものだったそうです。
そして「ここのバイトはおばさんとか多いからね~」などと言われ、後日落ちていました。
ちょっと離れた雑貨屋に落ちる
「あ…、何で受かんないんだろ…」
気持ちはナイーブに。
次はタウンワークで見つけてきた雑貨屋へ応募。
ここの面接はカウンター越しで立って行われたようです。
結果は、不合格…
「なんで…」
そんな言葉を漏らしながら気分が下がっていました。
家から近い本屋にあしらわれる
家の近くの本屋で募集がありました。
とても通いやすい場所なので、かなり張り切って応募していました。
もうここまででアルバイトを探してから1ヶ月。
そろそろ決めたいところです。
しかし…
なんとここは、「履歴書を送って」と言ってきたにも関わらず、送った後は返事なし。
完全スルーをしてくる意味不明本屋だったのです。
この頃になると、「結果出すの遅いところやめてほしいんだけど…」と漏らすようになっていました。
もう1つ、家から近い本屋に受かる
さて、5社目のアルバイト応募です。
ここはタウンワークで見つけたのではありません。
歩いていろいろなお店を訪れ、求人情報が貼ってある本屋を見つけたのです。
家に帰ってきてからさっそく電話。
面接をすることになり、その場で「とりあえずやってみようか」と合格したのでした。
ここまでで1ヶ月と20日ほど。
ようやくアルバイトにありつけたのです。
落ちれば当然落ち込む
アルバイトでも何でも、落ちればほとんどの人が落ち込みます。
自分を否定されたように感じることもあるでしょう。
しかし、アルバイトが受かるかどうかは、その店の面接官との相性によるところが大きいと思います。
落ちた人の何かが悪いのではなく、たまたま面接官が「合わないな」と感じただけ。
面接官も1人の人間。
人間関係で好き嫌いがあるように、面接でも印象で判断されることがあるのです。
だから何度も落ちたからといって気にし過ぎてはいけません。
最終的には自分に合ったところが見つかる
落ちたということは、そことは縁が無かっただけです。
絶対に受かるバイト先は存在し、妥協しなければ最終的に自分に合ったところが見つかります。
兄妹はバイト先が決まって、「これまで受けたところに合格しなくて良かった」と言っていました。
きっと最高のバイト先に巡り合えます。