ひと昔前は「寿退社を目指そうかな」と考えている人が多かったかもしれませんが、今や女性もキャリアを積んで自己実現を目指すことが多くなってきています。
男女の差がほとんどなくなってきているのです。
しかし、こうした考えがすべての企業に定着しているかというとそうではありません。
中には女性に対する福利厚生が充実していないところもあります。
そのため、女性が就活をする上で会社選びはとても重要なのです。
そこでここでは、どのような観点から会社を比較して選べばいいかを考えていきたいと思います。
福利厚生は必ず確認
女性を大切にしている会社なら、女性が長年活躍できるような支援制度があるのは当たり前です。
まずは企業のホームページで、福利厚生を確認しましょう。
その際、
- 育児休暇制度(育休)
- 産前産後休業制度(産休)
があるかを探しましょう。
また、その他に女性向けの制度があるかも探してみましょう。
女性に対する制度が整っていれば、それだけ女性社員を大切にしていることになります。
質問時間を活かす
企業のホームページだけでは、“女性にとって働きやすい会社かどうか?”を判断することは出来ません。
もしその会社で長く働きたいと思っているのなら、説明会や面接時に質問をしてみてください。
質問内容としては、
- 「出産後に働き続けている女性社員はいますか?」
- 「管理職に女性はいますか?いる場合は、男女比を教えてください」
などです。
出産後に働いている人が実際にいる場合は、企業側が休暇をしっかり設けてくれている証拠になりますし、復帰をさせることに前向きであると考えられます。
また、女性管理職が存在していることは、女性の成長を積極的に認めている企業であるということです。
質問が出来る機会では、自分のためになる内容を投げかけましょう。
女性が働きやすい会社はまだまだ少ない
いくら女性向けの福利厚生があったとしても、その利用率が低ければ何の意味もありません。
福利厚生が使いやすい雰囲気でなければ、産休後に退職したり転職する羽目になってしまうでしょう。
女性の中には、
「産休で長く休んだ後だと改めて仕事に慣れるのも大変。さらに周りの目も厳しいので復帰しにくい」
と感じる人もいるのです。
女性が活躍しやすい企業を自らの行動力で見つけましょう。