体育会系の就活生は、積極的でコミュニケーション能力に長けており、目標達成に対する姿勢が良いので、通常は就活に有利だと言われています。
1つの例で言えば、私が集団面接をした時にラグビーの部活をしていた就活生がいたのですが、その人はすぐに面接官に気に入られ、いくつも質問攻めにあっていました。
しかし、体育会の学生が無条件に就活に有利なわけではありません。
中には体育会であることのメリットを活かせず、失敗ばかりしてしまう人がいます。そこでこのページでは、就活に失敗する体育会系の学生の特徴を説明していきたいと思います。
就活に失敗する体育会系の特徴
学生時代に勉学がおろそか
体育会だからといって、勉強をしなくていいわけではありません。
大学には何を学びに来たのか、実際にどんな勉強をしたのかが明確に説明出来ないのであれば、会社も適当に選んでいるのではないかと捉えられてしまいます。
体育会系はガツガツとしたイメージを持たれがちですが、スポーツと勉強の両立を達成できている人はそれだけで「会社に入ってからも仕事をテキパキとこなしてくれるのではないか?」と思われ、有能な人材だと判断されます。
体育会系の学生の一番のアピールポイントはスポーツですが、プラスαとなる勉学もアピールできるようにしておきましょう。
努力の経過が説明できていない
体育会の学生の一番のアピールポイントはスポーツですが、学生時代にどんな結果を残したかだけの説明では面接官に響きません。
結果を残すまでに、自分でどんなことを心掛け、何を続けてきたのか?どんな困難があり、それを乗り越えるためにどんな工夫をしたのか?こうしたストーリーを説明できなければならないのです。
企業はあなたを採用する時、入社してから起り得る困難をどのような方法で乗り越えるのかを知りたがっています。それによって、入社するに相応しい人材かどうか判断します。
今一度自分のアピールポイントを細かく整理し、効果的なPR方法を考えましょう。
体育会の就活生向け求人サイトを使っていない
いくら体育会系が有利だといっても、体育会系の学生を採用したいと考えてくれている企業を見つけることが出来なければ就活は難航します。
例えば、多くの就活生が使うリクナビやマイナビにはたくさんの求人情報が集まっていますが、その中から自分に合った企業を探すのは時間がかかりますし、至難の業です。
それであれば、体育会の学生に特化した就活サイトを最初から積極的に使うべきだと感じます。
体育会の就活生向け求人サイトとして有名なものに「アスリート就活ナビ」というものがありますが、このサイトで見つけることの出来る企業は体育会系の人材を欲しがってるところばかりなので、ミスマッチが起きにくくなっています。
また、有名企業の求人もあるため、大きなチャンスがたくさん転がっています。
もしまだ登録していない場合は、利用は完全無料なので一度登録して求人を探してみましょう。
公式サイト⇒アスリート就職ナビ
まとめ
体育会系が就活に有利な理由は、積極性・コミュニケーション能力・スケジュール管理能力・指導力(リーダーシップ)がある人が多いからです。
しかしそれだけでは他のライバル就活生と差別化をすることが出来ません。なので、アピール方法をよく練って、頭のいいところも随所に見せていきましょう。