就活の合同企業説明会は行くべきか?必要性や意味について

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就活が始まると、比較的すぐにやってくるのが合同企業説明会です。私も就活が解禁になった12月から幕張メッセの合同説明会が開催されていたので行きました。

しかし、合同企業説明会は人も多く気疲れし、定員制の説明会に関しては人気すぎて参加出来ないこともあります。実際私も大した収穫を得ることなく終えました。

そこで、ここでは私の過去の体験を踏まえながら、合同企業説明会は行くべきなのか、どんな人なら行くべきなのか、有効な活用方法等について考えていきたいと思います。

合同企業説明会は行った方がいいの?

私の体験談

私は1回だけ行って、「もう合同説明会は行かなくていいや!」と思いました。その理由は、今の状態で行っても得るものが少ないと思ったからです。

大抵、こういったイベントは事前にどんな企業が出展しているかをHPなどで知ることが出来ます。しかし、当時の私はまだ、選考に進みたい企業などは特に決まっていない状態でした。こんなふうに漠然と合同企業説明会に参加したところで、どこの企業を見て、どんな所に気を配りながら説明を聞けばいいのかが分かるはずがありません。

私は実際に1日で4社ほどの説明会を回りましたが、結局それらの企業の選考には進んでいません。なんとなく行っただけで記憶にも残らず、選考を受けようとも思いませんでした。

行ったほうがいい人・行かなくてもいい人

行ったほうがいい人

説明を聞きたい企業がある人は絶対に行くべきです。ここで話を聞いておけばモチベーションがアップする可能性があります。

また、特に受けたい企業は決まってないけど、業種は決まってるという人も行ったほうがいいと思います。合同説明会のように、同じ業種の企業を比べながら話が聞ける機会はそうそうありませんし、いくつも聞いていけば知識も増えます。

さらに、今後面接をする時も、「以前合同説明会に参加した時に○○と聞いたのですが、どういうことですか?」のような濃い質問が出来るようになります。

また、就活の雰囲気を少しでも味わう場としてはうってつけです。実際にスーツを着て外に出るのは新鮮ですし、みんなの真剣な姿を見れば自分にエンジンをかけることもできます。

行かなくてもいい人

就活する意欲がまだない人は行かなくてもいいと思います。嫌々行ったところで得るものなど何もありません。

私も当時は「ちょっと面倒だな」と思っていましたが、就活がどんなものか雰囲気だけでも知りたかったので参加しました。実際に参加してみたからこそ「もう合同説明会には行かない」という判断が出来たわけで、参加していなかったら後悔していたかもしれません。

とは言ったものの、私は「合同説明会は選考に全く関係がない」と思っているので嫌なら行かなくてもいいのではないでしょうか?

合同企業説明会の具体的な内容について

会場の入口に入るとまず、資料や会場の地図をもらいます。資料を見ると「○時からエントリーシートセミナーやります。先着○○名」みたいなイベントもあったりします。

会場はとても広く、地図を見てもすぐには把握できません。企業のブースがたくさんあり、1つの企業が1日に何回か説明会を実施してくれます。超有名企業であれば大きなブースを構えてますし、大きさは企業それぞれです。

ただ、有名であればそれだけ多くの人が集まりますので、整理券を配布をしているところもあり、必ず説明が聞けるとも限りません。そこまで有名な所でなければ席が空いてますので、説明会が始まる時間の少し前にブースへ行き、着席。始まるとまずその企業の資料をもらい、映像などを見せられて、そのあとに人事の説明、質問タイムという流れです。

中には「○日に説明会がありますが参加できますか?」と聞かれたり、紙に書くことを求められることがあります。ただこれは、企業が目安として人数を把握したいだけの都合で聞いていると思われるので、参加する予定がまだなければムリに参加する必要はないので大丈夫です。

こうした合同企業説明会は、帰りたいと思えばいつでも会場を退出できるので、自由に企業を回りましょう。

※もし、面接対策やエントリーシートセミナーみたいなイベントに参加したい場合は、かなり余裕を持って並ばなければ参加することは不可能です。私も当時は「絶対参加したい!」と思っていたのですが、10分前くらいに行ったらディズニーランドの人気アトラクションの2倍くらい人が並んでて愕然としたのを覚えています。そして参加を諦めました…トホホ

合同企業説明会はちょっとしたお楽しみイベントだと思う

就活というものは最初は不安だと思います。私も非常に不安で緊張していました。例えば、説明会で人事の方から「何か質問はありますか?」と聞かれたときには頑張って無難な質問をするようにしていました。

ただ、今思うと別にここで頑張る必要はなかったなと思います。中にはそこで人事に目を付けてもらって有利になることはあるかもしれません。しかし、そんなのは運で、期待したところでそうはなりません。

以前テレビで「合同説明会は企業にとってオリエンテーションのようなものだ」と言っている人事の人がいて、「そんなもんなのかよ!」と思ったことがありました。もちろん目的を持って全力で頑張る人はそのほうが断然いいのですが、もし不安に思っている人がいたら、適当に行ってみる程度の心持ちで十分です。

有効活用するには

私は有効活用が出来ず、「もっとこうしておけば良かったな!」と思うことがいくつかありました。以下ではそれぞれタイプ別で、合同企業説明会の有効活用方法を紹介していきます。

すでに説明を聞きたい企業がある場合

こういった人はかなりレベルが高いです。「説明を聞きたい!」という根拠がある人はすでにHPなどを確認していると思います。そういう人は、自分がその企業に何を求めるのか、入社すればそれを本当に実現できるのか、などを質問として考えておき、当日ぶつけてみましょう。

説明会では「質問ありませんか?」と聞いてくれるのでその時でもいいですし、終わってみんなが退席し始めた時くらいにササッと人事に聞いてもいいです。HPでは分からない、生の人事の声というのは今後就活を進める上で財産になります。

すでに説明を聞きたい業種が決まってる場合

そういう人はその業種の中でも、あらかじめ聞きたい企業をピックアップしておきましょう。HPなどを見て興味を持ったところでいいです。当日探すとなると、けっこう大変で、かなり時間を無駄にしてしまうと思います。

事前にプランを決めておくことは、大量の就活生が集まる合同企業説明会をスムーズに活用するために必要な手順です。

特に見たい企業が決まってない場合

こういう人はまだ、業種のことも知らないし、企業研究の「キ」の字もしてない人だと思います。かつての私のように…

ただ私が思うのは「あ~、合同企業説明会は行った意味なかったわ~」となってほしくありません。せっかく時間をかけて会場に行くのですから。

特に決まってなくても、少しでも興味のある業種はないですか?もしあれば、事前にその業種に関わる企業のHPを見てイメージを膨らませておきましょう。ちなみに、当日企業を決めるのはかなりリスクがあります。行き当たりばったりで興味のない企業の説明を聞いてしまう可能性があるからです。私はそれで失敗しました。

事前の準備がどれだけ出来ているかで、その日の合同企業説明会を有効活用出来るかが決まってきます。準備はとても面倒なもので、多くの人がサボりがちですが、ここに力を入れることで誰よりも有利に就活を進められるのです。(あと、当日は会場に入るまでに1時間ほど並ぶこともあるので、かなり早めに行くことをオススメします)

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