就職活動をしていると、よくニュースなどで「今は売り手市場だ!」「今は買い手市場だ!」といった言葉を聞くことがありますよね?
ですが、私が初めて聞いた時は全く意味が分かりませんでした。売り手・買い手なんて、「何の商売だよっ!」って思ってましたからw
しかし、「売り手市場」「買い手市場」は、就活の用語としてよく使われますから、しっかり覚えておいたほうがいいです。
そこで今回は、「売り手市場」「買い手市場」の違いと意味について紹介していきたいと思います。
一般的な「売り手」「買い手」の言葉の意味
「売り手」「買い手」といった言葉は、マーケットの世界でよく使われています。
「売り手」の意味
「売り手」というのは「物を売る側」のことです。
私たち消費者側からすると、スーパーとかコンビニとか、とにかくお店全般のことを指します。
「買い手」の意味
買い手は私たち、消費者のことを指します。「物を買う側」のことです。
就活の「売り手」「買い手」の言葉の意味
さて、ここからが本題です。
就職活動の場合は何が「売り手」で何が「買い手」なのでしょうか?以下を読み進めて勉強していきましょう!
「売り手」の意味
就職活動における「売り手」とは、就活生(求職者)のことを指しています。
就活生は自分の労働力を会社で使ってもらう(労働力を売る)代わりに、会社から対価としてお給料をもらいます。
だから、売り手=就活生なのです。
買い手
就職活動における「買い手」とは企業のことを指しています。
もうお分かりですよね?
企業はお給料を支払う代わりに、人材から労働力を得ています(労働力を買っている)。
だから、買い手=企業なのです。
「売り手市場」と「買い手市場」の違いと意味まとめ
ここまで読んでいただければお分かりかと思います。
ニュースで「今は売り手市場だ」と言っていれば、就活生・求職者(売り手)の有利な状態。裏を返せば、企業側(買い手)は人手不足で困っている状態を意味しています。
逆に「今は買い手市場だ」と言っていれば、企業側(買い手)は十分に人が足りている有利な状態であり、就活生・求職者(売り手)はなかなか就職できない不利な状態だと言うことが言えます。
ですので、就活(転職)をする時は、断然、売り手市場の時にタイミングを合わせると求職者に有利になります。転職サイトにも求人数が増えますからね。