「Uターン転職」という言葉は聞いたことがある人も多いかと思いますが、それだけではなく、色々な「ターン転職」が存在します。
ここでは、どんな種類があってどんな意味を持っているのかをまとめてみました。
Uターン転職
Uターン転職とは、
「田舎っぺが一度都会で就職するも、「やっぱり故郷で働きたいべ!」ということで自分の故郷にある会社へ転職すること」
です。
例1
北海道出身のA君は東京の大学へ進学し、卒業後はそのまま東京の企業に就職しました。
しかし、「やっぱり北海道で働きたい」と考え直し、北海道にある企業に転職をするのでした。
例2
自然の多い秋田県で生まれたBさん。
大学は地元秋田県で進学、そして卒業。
しかし卒業後の就職先は東京にある企業を選びました。
ですが3年後、「また自然の多い秋田県に戻りたい」と思い立ち、秋田にある企業への転職を成功させたのでした。
利点
地元に戻れば知り合いが多く、また、親の近くで生活できることから安心感も得られる。
Iターン転職
Iターン転職とは、
「自分が育ってきた場所で一度就職した後、地元とは異なる地域へ転職をすること」
(主に都会に住んでいた人が地方に転職していくことを示します)
です。
例1
東京で生まれ育ったC君。
一度は東京の会社に就職しますが、「やっぱり自然の多いところに住みながら働きたい」と考え、長野県の企業へ転職することにしたのでした。
利点
Iターン転職をする人というのは、「自然が好き」「都会が苦手」という人が多いようです。
通勤ラッシュなどの煩わしさから解放される地方は、落ち着いた魅力があるのです。
Jターン転職
Jターン転職とは、
「田舎っぺが都会進出後に、地元からは少し離れた地方の企業へ転職をすること」
です。
例1
愛知県の田舎のほうから出てきて、東京で就職を決めたDちゃん。
しかし親も高齢となり心配もあるため、愛知へ戻ることに決めました。
その際、転職をしなければなりませんが、愛知で転職といったら地元の田舎より名古屋など都市部のほうが就職しやすいです。
そこで、名古屋で転職をすることに決めたのでした。
利点
完全地元(田舎)へのUターン転職だといい職に就くことは難しかったところが、地元の近くの都市部へ転職したことでいい職にも就け、家族ともそこまで遠く離れていないので満足のいく生活を手に入れることが出来ます。
Oターン転職
Oターン転職とは、
「Uターン転職後にまた都会の企業へ転職すること」
です。
例1
岡山で生まれ育ったE君。
大学卒業後は東京で就職先を見つけました。
しかし数年後、「やはり地元岡山で働きたい、地元で生活がしたい」ということで、岡山に戻って転職を決めました。
それなのに…。
一度東京の便利さを知ってしまったがために、岡山の生活に満足することが出来なくなっていました。
またまた東京の企業へ転職をしたのでした。
利点
特になし。
このように転職にはいくつかの形態があります。
私は東京生まれ東京育ち、そして東京で働いているのでどれにも当てはまらず。
「おそらくこのまま東京周辺にいることになるなぁ」と漠然と考えています。
あなたには、上記の中でやってみたいターン転職はありましたか?