これから転職活動を始めようと、さまざまな転職サイトを見ていると、あることに気付くと思います。
転職サイトにはいくつか種類がある
【転職サイトの主な種類】
- 自分で求人情報を探して、自分で申し込んで選考に進んでいくもの(応募型)
- 専属アドバイザーなどの担当者が付いてくれて、転職活動を手取り足取りフォローをしてくれるもの(サポート型)
就職活動が新卒の時以来の人なんかだと、応募型は知っていてもサポート型は知らない人も多いのではないでしょうか?
そこで、このページでは、応募型とサポート型の違いについて書いていきたいと思います。
応募型(検索型)の転職サイト
一般的な求人サイトは、マイナビ・リクナビのように登録したら自分で企業を探していきます。そして、良さそうな企業が見つかったら自分で応募をします。
すべては自分の意志で進んでいくことになります。
応募型のメリット
- 自分で好きな企業に応募をすることが出来る。
- いつ何時でも企業に応募することが出来る。
デメリット
- 自分から積極的に仕掛けなければ、いつまでも転職が決まらない
- 転職サイト側からの積極的なフォローはない
サポート型の転職エージェント(人材紹介会社)
転職エージェント(人材紹介会社)の求人サイトとは、実際に自分に転職活動をサポートする担当者が付いてくれるものです。
この担当者は、求人サイトによって「コンサルタント」や「アドバイザー」などと呼ばれています。
『29歳以下|第二新卒・既卒・フリーター・ニートに特化した求人サイト』
ではどうやって担当者が付くようになるのかというと、以下のような流れとなります。
【担当者が付くまでの流れ】
- 転職エージェントの求人サイトに登録する
- 数日後、転職エージェントの会社から無料カウンセリングの案内メールor電話がかかってくる
- 約束した日にその転職エージェントの会社に行く
- 転職に関することを担当者に相談する
- 求人情報を紹介してもらう
実際に転職エージェントの会社に出向き、そこで相談をした相手の方が担当者となります。そして、2人3脚で内定を目指していきます。
メリット
「どんな業種がいいか」「どんな社風の企業がいいか」「希望する福利厚生」などを相談した上で、オススメの求人情報を持ってきてくれます。
また、相談を続ける中で応募したい企業が見つかれば、選考・面接の段取り、日程決めまですべて調整してくれます。自分から企業に連絡する必要はなく、全部担当者を通して行われるのです。
そのため転職活動をする身としては非常に楽。私は面接対策に集中することが出来ました。
デメリット
応募型の求人サイトと比べると求人情報の数が少ない傾向にあります。その理由は、転職エージェントは得意な業種・分野に特化していることが多いからです。
例えば、
- 既卒・第二新卒が得意な転職エージェント
- IT・ウェブ関連に強い転職エージェント
- 薬剤師に強い転職エージェント
- 看護師に強い転職エージェント
- 保育士に強い転職エージェント
など、さまざま。
もちろん取り扱う業種が広い転職エージェントもあるので心配しなくても大丈夫です。
他にデメリットと言えば、勝手に転職活動を進められない点です。選考の段取りを最初から最後までサポートしてくれる=担当者と一緒でないと転職活動が出来ないということですから。
ただ、全部サポートしてくれるというメリットのほうが強いので、「勝手に転職活動が出来ない」ことで嫌になることは少ないかと思います。
あと気がかりなのは、付いてくれる担当者によってサポートの技量が変わってくること・実際に支店に行かないとサポートが受けられないことくらいでしょう。そこまで大きなデメリットは感じませんでした。
まとめ
私が実際に転職エージェントを利用した感想は「楽」の一言です。
面接の練習もしてくれて、選考の日程も決めてもらえるので、私がしたことと言えば選考のために企業に出向いたことくらいです。
通常の転職ならば自分から企業にアポを取らなければならないと思いますが、その手間がありません。非常に楽でした。もし転職を考えているのなら、「転職エージェント」に頼るべきでしょう。
※応募型求人サイトと転職エージェントの見極め方は「担当者がいるかどうか」です。たいていの転職エージェントには「専属のアドバイザーが付く!」と書いてあるので、そこで分かります。