金曜日になると途端に仕事のやる気が無くなってしまう人っていると思います。
「明日は休日だ!」
そう考えてしまうだけで、仕事に身が入らず、効率も悪くなり、全く計画通りに進まないのです。
ですが、毎週こんな調子では時間がもったいないです。
そこで、ここではどうして次の日が休日だとやる気がなくなってしまうのか、対処法・解決策はあるのか?について書いていきたいと思います。
頑張れないのは前頭葉が働いていないから
人は何かを頑張る時、脳の前頭葉という部分が活性化しています。
もし今、全然やる気が起きないのなら、それは前頭葉が働いていない証拠です。
脳はどうしても次の日の休日のことを考えてしまうと、リラックスモードに入ってしまって仕事が出来なくなってしまうのです。
そのため、どうにかして自ら前頭葉を活性化させる必要があります。
困るパーキンソンの法則
多くの人間はどうして
「仕事行きたくな~い」
「あ~、仕事面倒くさい…!」
と言いながらも、しっかりと仕事を遂行できるのでしょうか?
それは「締め切り」があるからです。
仕事にはそれぞれ締め切りが存在しますから、人は駆り立てられて期限内に業務を終わらせることが出来るのです。
もし、締め切りがなかったら仕事をダラダラとこなす人が増えることでしょう。
仕事遂行と締め切りの関係は「パーキンソンの法則」と言われています。
これは、
“仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する”
というものです。
簡単に言えば、“多くの人間は、仕事は締め切りギリギリに終わらせる”ということですね。
きっと金曜日に仕事のやる気が起きないのは、今抱えている仕事の締め切りがまだ先で、作業を来週に回しても差し支えないからではないでしょうか?
「締め切り効果」を使う
仕事を集中して取り組みたいのであれば、「締め切り効果」を使いましょう。
自分で締め切りを設け、前頭葉にエンジンをかけるのです。
方法はいたって簡単。
金曜日中に行いたい仕事を紙に書き、さらに終わらせたい時間も記入していくのです。
実際に目に見える形で、具体的にどんな仕事を、何時までに終わらせたいのかを書きます。
そして、常に締め切りの時間を意識し、仕事に取り掛かりましょう。
これはとても単純な方法に見えるのですが、自ら脳に締め切りを意識させるという理にかなった方法です。
これをするかしないかで、脳の働きに違いが生じます。
是非実践し、少しでも仕事を終わらせて余裕ある休日を過ごせるようにしましょう。