人は当たり前のように働いています。
しかし、
「働きたくない!」
「どうして働かなければならないのか?」
「将来のため、というよりも今を楽しむべきではないのか?」
と考えている人も多いはずです。
では、人はどうして仕事をしなければならないのでしょうか?何のために仕事をしているのでしょうか?
考えていきたいと思います。
人は働いているから自由な時間が手に入る
人はどうして働いているのかと考えた時に、やはり“生きるため”というのが一番に来ると思いますが、その先には、自由な時間が待っています。
農家がいて、スーパーで働いている人がいるから、自分たちはお金で食料を手に入れることが出来ます。食料を自分で調達しなくて良いのです。
働く人がいるから、様々な業界が発展して車や飛行機が出来、外国で楽しんだり移動時間を短縮することが出来るようになりました。
人はそれぞれが役割分担をし、働くことで色々な方向性で自由な時間を持てるようになったのです。
そのため、働いている人たちには感謝しなければなりません。
人が働かなかったら、鳩と同じような生活になる
鳩に例えるのは自分でもどうかと思いますが、もし、人が働かなかったら、人間は皆鳩のような生活をすることになると思います。
昼は餌を探し、住居を作り、毎日それの繰り返し。
もしこれらをやめてしまったら、それは生きることを放棄したのと同じことです。
それでいいのでしょうか?
「なぜみんな今を犠牲にして働いてるの?」と疑問に思っている人は、現代よりも縄文時代のような生活のほうがいいと考えているのでしょうか?
皆働かなかったら、現在のような便利な世の中は実現していなかったというのに。
実は、生き物はすべて働いている
生き物はどんなものでも働いています。
「猫は暇そうでいいな~」なんて思ったことはありませんか?
しかし、野良猫だって食べ物を探して狩りをします。
これも働くことと同じです。
人ももともとは野良猫のような生き方をしていて、そこから役割分担を進化させて今に至るのです。
そして、より生き方の幅を広げ、自由な時間を手に入れることに成功しました。
しかし…
人は平等ではない
人は生まれた時から平等なわけがなく、育つ環境、能力、積極性、性格は人それぞれ。
そのため、就く仕事も違い、就職する企業によっては納得いかないこともあるでしょう。
だからこそ、どう働くかが自分の人生を左右することになります。
だとしても、
「どうして働かなければならないのか?」
「今を犠牲にしてまで働く必要はあるのか?」
と考えるのは、愚問。
人は結局どんな形であれ働くことになり、企業で働きたくないのなら自給自足という働き方を強いられます。
「どうして必死になって働くのか?働く必要はないんじゃないのか?働くなんて愚かだ」と考えるのではなく、「どんな働き方を選んで、どんな生活をしようか?」と考えるのが普通なのです。