就活をしていると、急に不安が押し寄せてきて、涙が止まらなくなってしまうことがあると思います。
「どこの企業からも内定が決まらなかったらどうしよう…?」
「親孝行するためにも良い企業に入社しないと…」
「もし敷かれたレールから外れてしまったら人生終わりだ…。どうにかして正社員になりたい…」
こうしたことは多くの就活生が思っていることでしょう。私が就活をしていた頃も「自分みたいな特に能力もない人間なんか誰も雇ってくれないのではないか?」と感じていました。また、私の知り合いの人は選考を落ち続け、あまりにも辛くて泣いてしまったこともありました。
そこで、ここでは涙が止まらなくなってしまった人の就活の対処法を書いていきたいと思います。
その不安は大切にするべき
就活はどう考えても今後の人生を左右する大きなイベントです。そのため、誰だって不安に思い、緊張します。
しかし、だからといって私は「嫌なら無理して就活をする必要もないよ」「就活がすべてではないから大丈夫!」などと言うつもりはありません。なぜなら、生きるため・人生を豊かにするためにはお金が必要だからです。確かにフリーターや派遣社員でも生活をすることはできるかもしれませんが、それは最低限のレベルに留まります。将来的にマイホームを建てたり、子供が欲しいと思っているのであれば、しっかりと正社員になり、ある程度の経済的自由を手に入れなければならないのです。
仮にフリーターを考えてみると、生涯年収はたった5,000万円と言われています。正社員の平均が2~3億円ですからかなりの差があります。
だからこそ、就活に対する不安は大切にするべきだと思います。人は不安があってこそ、その不安を解決しようと底力を発揮します。もし「正社員にならなくても大丈夫だ」なんてのんきなことを考えていたら、現実レベルでもそこに留まってしまいます。
就活は人のためではなく、自分のために
就活をしている人の中には、
「親に高い学費を払ってもらっていたから大学まで行けた!だから親孝行がしたい!」
「親を安心させたい!」
「しっかり稼いで親に恩返しがしたい」
と考えている人もいるでしょう。
しかし私は、これは本質ではないと感じています。
例え正社員になれたとしても、そこがブラック企業や過酷な労働環境だったら、親はどう思うでしょうか?心配で気が気ではありません。また、ビジネスモデルが将来性のないものであったら、自分だけでなく両親までも不安にさせてしまうのです。
だからこそ、就活は人(両親)のために行うのではなく、第一に自分のために行うべきです。自分が幸せになれるように、進めていくことがとても大切です。だから、就活中は親をいくら心配させても良いんです。将来的に自分が幸せになれるのであれば。
自分のために就活を行い、将来の自分が幸せだと感じることが出来れば、それが親にとっては幸せなこととなります。親孝行をしたいのであれば、まず自分のために全力を尽くすことが本質なのです。
適切な就活サイトを利用すれば落ちこぼれでも内定はもらえる
時に、いくら就活をしても内定がもらえない人は存在します。その原因は様々です。
例えば、
- 大手企業ばかりを狙っているためライバルが強く、負ける
- 自分と面接官のマッチングが運悪く合わない
- 活躍出来なそうな、頼りないオーラを放っている
などです。
しかし、ほとんどの人は選考で落とされる原因を自分で把握していないので、ずっとダメなやり方で就活を続けてしまうのです。だからまた落とされる。それを繰り返すだけです。そのため、これまでの方法を見返し、変化させていく必要があります。
もし、これまでリクナビやマイナビ等のザ・就活サイトを利用しているのであれば、使うのを止めましょう。それよりも、客観的にアドバイスやサポートをしてくれる就活サイトを利用するべきです。それが、「マイナビ新卒紹介」や「いい就職.com」などの専属コンサルタント型の就活サイトです。
こうしたサイトは、実際に支店へ行ってコンサルタントさんに模擬面接や提出書類のサポートを受けながら就活を進めていくのですが、1人で抱え込まずに就職活動ができるので非常に心強いです。
ちなみに私は3ヶ月で会社を辞めてから第二新卒として就活をする時に「いい就職.com」を利用しましたが、このように職歴に傷がついた状態でも内定を獲得できました。もし自分の就活に悲観し、気力が削がれているようなら積極的に利用してみましょう。
まとめ
就活は不安だらけです。これは誰もが通る辛い道です。しかし、ここで最後まで諦めずに行動できるかが重要です。
別に正社員として生きていかなくとも、生活のレベルを落とせば生きていけます。しかし、あなたはそれでいいのでしょうか?私は絶対に嫌でした。それなりに小金持ちになりたいと思っていますし、休日には旅行をしていい思いをしたいです。そのためにはどうしてもお金が必要です。
だからこそ、今の状況を打開するためには、貪欲に諦めない気持ちと、これまでのやり方を変化させる工夫が大切になってくるのです。