公務員試験の勉強をしようと考えた時に、通信講座を選ぶ人もたくさんいると思います。
実は私も使ったことがあります。
新卒で公務員試験に臨んだ時は、通信講座による勉強が中心でした。
ということで、ここでは私が使っていた通信講座「実務教育出版」の教材はどんなものだったか、その内訳を紹介していきたいと思います。
※選ぶコースによって若干違いもあると思うので、詳しいことを知りたい人は実務教育出版のHPを見てください
一般知能
一般知能(判断推理、数的推理、文章理解・資料解釈)のテキスト&問題集です。
中身は単色です。
判断推理や数的推理は淡々と勉強を進めていかなければならないので大変ですが、このテキストは分量的にもまとまっていたので、比較的短い期間で終えることが出来ました。
(短い期間といっても1~2ヶ月はかかります)
大事な解き方のポイントや要点はまとまっているので、私はそれなりに満足できました。
(1年間予備校に通ってる文系の友人に数的処理を教えてあげられるくらいの力はついてました。この時、「1年間予備校に通ってる人にもやり方次第で勝てるんだ」と感じました。)
一般知識
中身は単色で面白みがありません。
内容としては無駄がそぎ落とされた感じです。
「テキストはシンプルのほうが勉強しやすい」という人にはいいでしょう。
ただ、私はこうした見た目がつまらないテキストは苦手だったので大変でした。
(もともと私は一般知識が苦手ということもありましたが)
一般知識のほうはテキスト(教科書)とワーク(問題集)が別々でした。
実際に問題集を解いてみた感想としては、「解説が簡素すぎて理解不能」でした。
(これについてはただの私の勉強不足です。知識を覚えていなければそりゃ解説だってすんなり理解できませんから)
要点チェック
簡単におさらいできるミニテキストです。
これが最大に効力を発揮するのは、一般知識のテキストをしっかりやり込んだ人です。
私はこれを使うまでに至りませんでした。もったいなかった!
数学の基礎確認ドリル
高校1~3年で学ぶ数学をおさらいすることが出来ます。
極薄の問題集です。
これはそんなに必要ないと思いました。
数学と判断推理・数的処理は別ものだと思っていますので。
過去問
これは通信講座のコースによって、国家試験の過去問がついてくることもあります。
普通の過去問です。
受験ジャーナル
これが一番良かったです。
実際に苦労して公務員に受かった人の体験談や、選考のアドバイス、公務員試験事情が色々と書いてあります。
ちなみにこれは通信講座を申し込まなくても本屋に売っていますよね。
公務員試験をしようと考えている人はこれだけ買ってもいいと思いますよ。
直前対策ブック
目次です↓
受験ジャーナルの一種ですが、このように直前にすべての科目をおさらいできるようなテキストもあります。
ですが私は判断推理と数的処理で勝負しようと決めていたので、Part5しか使いませんでした。
その他いろいろ
上記の他にも添削指導をしてくれる教材も付いてきます。
これについてはちゃんと自分で取り組んで送らないと意味がありません。
ちなみに私はこれ、やりませんでした。
(通信講座の意味ないですね…)
まとめ
私が通信講座を選んだ理由は「時間がない!でも何をすればいいのか分からない!」状態だったからです。
新卒の頃は約5万円で通信講座を申し込み、公務員試験人生のすべてを通信講座に頼りました。
その時はなんとか結果が出てくれたから良かったのですが、新卒、既卒と公務員試験を経験した結果、
- 実務教育出版はシンプルすぎる(解説も)
- 今なら他の通信講座を使う
- 受験ジャーナルは本屋で買うべき(受験事情の知識とモチべーションのupにつながる)
という結論に至っています。
世の中には様々な会社があるので、私は自分の経験を通して、今ならどの通信講座を選ぶかを考察してみました。↓
もしかしたら参考になるかもしれないので読んでみてください。