来年の3月には卒業を控えているというのに、秋になっても全く内定がもらえないのは非常に不安だと思います。きっと自分なりに努力をして就活に臨んでいると思いますし、それで内定が獲得できないとなると途方に暮れてしまいますよね。
特に秋で焦ることといったら、内定式があることです。多くの就活生は秋までには内定をもらっており、10月1日の内定式に出席しています。それなのに自分だけまだ就活を続けている現実は精神的につらいものです。
「もうどこでもいいから内定が欲しい…」
こんなことを考えてしまうこともあると思います。しかし、自暴自棄になって手当たり次第に就活を続けていると、どうしてもブラック企業に引っかかってしまう可能性が高まります。そうなればつらいのは自分です。
一時的に内定を獲得できたとしても、働き始める4月から地獄が始まってしまいます。そこで、このページでは秋になっても内定がない就活生が起死回生するための方法を解説していきたいと思います。
秋からの合同説明会に出てくる企業は残りもの
よく、「秋採用」という言葉を聞くことがあると思います。これは、企業が秋まで内定をもらえていない人のために優しさで設けているわけではありません。採用したい人数に達していないため、秋採用を作っているのです。
どこの企業も出来れば春に採用を終わらせて、これから入社する人たちのために研修プログラムなどを組みたいと思っています。しかし、どうしても内定辞退をする人がいるために、秋採用をせざるを得ないのです。
また、内定辞退が多いということは、必然的に不人気な企業ということになります。したがって、秋採用をする企業は残りものであることが多いことを覚えておきましょう。
秋になると応募できる企業が減り、マッチングが困難になる
秋になってしまうと、春に比べて採用を実施している企業がかなり減ってきます。すると、自分が希望するような企業を探し出すだけでも時間がかかり、結局見つからない場合もあります。
私が思うのは、リクナビやマイナビのような、何もサポート体制がない就活サイトを使い続けるのは危険だということです。新卒の就活生のほとんどは「リクナビ」「マイナビ」「日経就職ナビ」の3大就活サイトを利用していることが多いです。実際に私も使っていました。しかし、これらはたくさんの企業から求人情報をかき集めているだけで、内定獲得を手助けしてくれるような仕組みはほとんどありません。
あるとしても、サイト内にある職業適性検査のようなものくらいです。これだけでは内定を獲得するための具体的な力はつきません。そこで、まだ内定がない就活生は、内定までの道のりを手取り足取りサポートしてくれる就活サイトを利用するべきだと思っています。
秋から起死回生するためにはサポートを利用する
就職活動をサポートしてくれるというのは、例えば、コンサルタントさんと就活の相談をして、自分に適した企業の求人を紹介してもらい、面接等を受けるというものです。
また、その間、コンサルタントさんとは面接の練習をしたり、履歴書の書き方を教えてもらえます。選考の日程決めもすべてコンサルタントさん経由で行われます。これらのサポートは「マイナビ新卒紹介」や「いい就職.com」という就活サイトを利用することで使うことが出来ます。
実は、いい就職.comについては私が第二新卒で転職をした時に利用させてもらったのですが、大学・大学院に在学中の人や中退をした人も利用していたので、こういったものは積極的に使うべきだと思いました。
イメージとしては民間企業のハローワークといった感じですが、ハローワークのようにどんな企業も無料で求人情報を掲載できるわけではないのでブラック企業は排除されています。自分にマッチした企業から内定をもらうためにも、現存するサービスはどんどん使うべきだと思います。