「書類は通過するのに面接で落とされる…」
「何度も落とされ、不採用通知ばかりでもうどうしたらいいのか分からない…」
このように、転職活動がうまくいかない時は精神的に不安定な状態に陥ってしまいます。そして職が決まらないと金銭的な問題も発生し、焦ることもあるでしょう。
しかし、こうした時こそ焦らないことが大切なのです。ここでは、どうしたら今の状況を打開できるかを考えていきたいと思います。
1人で悩むのはとても辛い
転職活動は基本的に自分だけで行うので、うまくいかないと精神的な辛さはダイレクトに自分にのしかかってきます。さらに、不採用通知が何度も続いたり、面接も惜しいところで落ちるとショックは大きくなりますよね。
ただ、こうした時は1人で抱え込むのはリスクです。
これまでの人生の中で壁にぶつかったり悩んだ時、誰かに相談したり、気持ちを吐き出したくなったことはありませんでしたか?悩みは誰かと共有し、理解してもらったほうが楽になります。
責任感の強いしっかりした人ほど抱え込む傾向にありますが、辛い状態の時こそ、誰かと話をしたり、昼間に外に出て日の光を浴びることが大切です。
転職がうまくいかない時は焦りがち
転職活動に何度も失敗して全然うまくいかないと、焦ってしまいがちです。なぜなら、無職の状態では年金や保険料を払うのが辛かったり、両親に心配をかけてしまったり、友人と会うのも気が引けてしまうからです。
少しでも早く“無職状態”から抜け出したいと思うのはごく自然なことです。
しかし、こうした心理状態で転職活動を進めるのは危険であると感じます。
転職とは本来、以前の会社・状態が嫌で、少しでも環境を改善するためにするもの。それなのに「もう内定がもらえればどこでもいいや!」と自暴自棄になって転職活動をすると、再就職後にどんどん不満が出てきて、「この会社辞めたい。もっとよく考えて転職すれば良かった」と後悔する羽目になります。
“転職”という貴重な機会を失敗に終わらせないためにも、冷静に考えて行う必要があるのです。
うまくいかないことを逆手に取る
うまくいかないことは最悪な状況です。しかり、もうこれ以上悪い状況にはならないとも考えられます。
これを逆手に取るのです。
今の一瞬でも良いので、思いっきり立ち止まってみましょう。そして、どうして転職活動がうまくいっていないのかをじっくり考えてみましょう。
- 履歴書などの提出書類が悪かったのかもしれません。見返しましょう。
- 転職活動の方法が悪かったのかもしれません。見返しましょう。
- ネガティブな気持ちが悪かったのかもしれません。好きなことをしましょう。
時間を作り、今までを振り返り、改めてやり方を変えてみるのも1つの手です。具体的には、直接応募よりもハローワークやサポート型の転職サイトを利用したほうが有効です。近くに経験豊富なサポートをしてくれる人がいれば、的確なアドバイスをもらうことが出来ます。
20~30代で社会人経験がある人なら、有名なDODAがおすすめです。なぜなら、非公開求人が12万件を超えるほどありますし、キャリアアドバイザーが面接官に響く履歴書・書類の書き方を教えてくれるからです。
他にも転職サイトはたくさんありますが、1つの有力な人材紹介会社として考えておきましょう。
また、20代でアピールできるスキル・能力がない場合は、私も利用した就職Shopなどがおすすめです。
サポートを受けるためにはDODAと同様、会社に足を運ばなければなりませんが、希望に沿った求人の紹介や模擬面接、選考日程の調整などすべて行ってくれるので、転職する時にはかなり助かりました。求人は中小企業中心ですが、最低限の福利厚生が完備されているので安心です。
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転職活動をする時は良い状態で
転職活動がうまく行かず、「もうどうしたら良いか分からない…」と感じた時は自分だけで解決しようとせず、人に助けを求めるべきです。そうすることで、今までにない“気付き”を得ることが出来ます。
先程も言いましたが、サポート型の転職サイトを利用すれば、専属のアドバイザーさんが面接練習などに付き合ってくれ、良いところと悪いところを指摘してくれます。第三者の助言というのは、自分では気付けなかった重要な点に気付けるチャンスです。
今までのやり方が通用しなかったのなら、今よりも良い状態にブラッシュアップさせることが成功への近道となるのです。