フリーターの将来への不安と絶望 ~今はまだ気付かない~

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私は大学を卒業後に就職しましたが、3ヶ月程度ですぐに辞め、次の就職先が決まるまで就活をしながらフリーターをしていました。

この時の不安は相当なものでした。

なんだか宙に浮いた感じというか、「この先自分はどうなってしまうのだろう…?」のような漠然とした絶望がそこにはありました。

もし自分がフリーターを続けていたら、将来的に自分はどうなっていたでしょうか?

想像してみたいと思います。

劣等感で塞ぎ込んでいる

もちろんフリーターでもやりがいをもって頑張っている人はたくさんいますし、夢を追いかけながら仕方なくアルバイトをしている人だっています。

ただ、私の場合はあのまま就職せずにフリーターをしていたらきっと劣等感で塞ぎ込んでいたと思います。

なぜなら、私の周りの友人は皆しっかりと就職し、正社員を全うしているからです。

私は心が小さいのでどうしても周りと自分を比べてしまいます。

そして、次第に友人と会いづらくなり、孤独になっていたと思います。

しかも、私がフリーターをしたところで、別に将来の夢があるわけでもなく…

虚しいだけだったと思います。

20代後半~30代で焦り始める

フリーターでも生活することは可能です。

現に私が大学生の頃にしていたバイト先にはたくさんのフリーターがいました。

他の仕事を掛け持ちしている人もいましたし、そのバイト一本でやりがいを持って仕事をしている人もいました。

ただ、一本でアルバイトをしている人は30歳以下の人たち。

さすがにそれ以上の年齢の人はいなかったのを覚えています。

きっと私がこの人たちと同じようにフリーターをしていたら、30歳前後で焦り始めていると思います。

だって、結婚はしたいし、持ち家だってマイカーだって欲しい!

それなのに、フリーターでは給料は多くを望めません。

年金だって健康保険だって払わなければなりませんし、老後のために貯金だって必要です。

贅沢などとてもではありませんが出来ません。

職歴なし30代の就職活動は厳しい現実

おそらく30歳を過ぎたあたりから本気で「正社員になりたい」と考えるようになっていたと思います。

なぜなら、求人サイトの転職成功データを見ると30歳を超えたあたりからどんどん転職成功率が下がっているからです。

さらにはずっとフリーターをしていれば、それは職歴なしと判断されてしまいます。

就活はかなり厳しくなります。

これまで気付けなかったことが、壁が現れることでようやく気付かされるのです。

「もっと早くから就活をしておけば人生は変わっていたかもしれない…と」

私のような、特に目標もない人はきっとこのような結果になっていたとつくづく感じます。

現在は親がいてくれるとしても、それは永遠ではありませんし、一度くらいは親孝行で旅行にでも連れて行ってあげたいと思っています。

でないと将来的に後悔しそうです。

人生は楽しく生きることと同時に、将来に対して油断せずに行動することが大切なのです。

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