転職を考えるきっかけはその人や職場環境によって様々だと思いますが、私の場合は、
- 上司との人間関係
- 社員を大切にしない風潮
- 将来性
でした。
ここではそれぞれについて詳しく書いていこうと思います。
上司との人間関係
この会社はもともと人数が少ない中小企業で部署も5人以下の体勢でした。
特に私のいた部署は上司が2人しかおらず、そのうちの1人は仕事が出来る優秀な上司でした。
しかし、性格的にワンマンであり、仕事が粗い。
自分のミスは棚に上げ、部下が少しでもミスをしようものなら少しもその原因を探ろうとせず、話を聞かない。
話にならない自分勝手な人でした。
次第にストレスが溜まっていきました。
社員を大切にしない風潮
この会社は明らかに仕事量に対して人数が足りていません。
それなのに月に残業を200時間もしている人に対して「要領が悪い!もっと仕事を効率的にしないからこうなるんだ」と常々言っていました。
しかし、仕事の内容的に深夜に作業をすることもあり、また、夜が明けてから寝る間もなく次の仕事に行かなければならないなど、違法レベルでした。
さらに、この会社には「残業が少なく成績の良い人が優秀」だという風潮が強いためか、夜の20時にタイムカードを切って、その後23時までサービス残業をするような謎の行動をワンマン上司含めて社員が行っていました。
他にも、マニュアルというものがなく、毎年研修内容が変わり、まるで新入社員を実験台のように扱っていました。
学習能力なし。
将来性
この会社はメインの事業が1つしかなく、それが潰れれば会社もろとも消えるような不安定さでした。
その事業が安定したものであれば良いのですが、自然に関係した不確定要素の多い内容のため、今後伸びるとは思えません。
日本ならではで、海外では条件が合わないような事業なのでそのうち頭打ちになることは予想が出来ました。
また、飲み会の席などでは上司が「この会社けっこうな人が辞めていってるよな。だから今いるのは少数精鋭で最強だ」と言っていることもあり、日に日にこの会社への信用はなくなっていきました。
だから転職をしました。
転職はリスクが付き物です。
しかし、私の場合はこの会社にいたところで「将来へのリスクはない」と言えるものではありませんでした。
人は生活をするためには仕事をする必要があるので、簡単に職を捨てるのは良くないと思いますが、しょせん会社なんて1人の人間が作ったもの。
その団体のやり方・将来性が自分に合わなければ変えるのも1つの手段です。
たった1度の人生。
チャレンジできる時にチャレンジすることも大切だと私は思います。