男性にとって仕事はとても大切です。
生活するためには仕事をしてお金を稼がなければなりませんし、結婚するためにはある程度の経済力がないと難しいです。
しかし、仕事でかなりのストレスを感じている30代の男性も多いと思います。
そこでここでは、30代男性での転職について考えていきたいと思います。
30代男性の事情と葛藤
事情
30代というと、すでに結婚をしていることもありますね。
このような場合、転職は自分1人での問題ではなくなります。
奥さんの生活もかかっていることを考えなければなりません。
将来についてよく話し合う必要があります。
また、今は未婚でもこれから結婚をしようと思っている場合、経済力は大事な要素。
「もし転職をして年収が下がってしまったら…」
そんなことを考えると転職にはなかなか踏み切れません。
葛藤
- 会社・仕事・職場への不満
- 生活・将来への不安
転職を考えると、↑のような悩みに挟まれて気持ち的に追い込まれてしまいます。
“辞めて転職したい…。でもそう簡単に仕事は辞められない…”
人生最大の葛藤が生まれるのです。
世間一般の意見
30代で転職というと、世間一般はこんなイメージであると思います。
- 年齢的にも転職はキツイ
- 待遇が良いのなら今の仕事にしがみついたほうがいい
- 今の会社を辞めてアテはあるのか?
- 転職なんて難しいでしょうね。
- 年収が下がってもいいなら転職すれば?
どれも厳しい意見です。
しかし、こう答える人の中には転職の経験がない人も多いのです。
その場合は根拠がありません。
数値から読み解く転職のアリナシ
大手転職サイトDODAがあるデータを発表しました。
それは2007年と比較した2014年の、転職に成功した人の年齢の推移。
以下のようになっていました。
- 24歳以下→2007年と比べて0.6倍
- 25~29歳→2007年と比べて0.9倍
- 30~34歳→2007年と比べて1.1倍
- 35~39歳→2007年と比べて2.1倍
- 40歳以上→2007年と比べて5.4倍
少子高齢化ということもあるでしょうが、2007年と比べると30歳以上の転職成功者が増えています。
「転職は無理」と一方的に考えるのはまだ早いかもしれません。
自分にどれだけの耐性があるのか考える
これからも今の会社でやっていくのか、それとも転職をするのか、どちらにするかはその人の耐性によります。
- このままの給料では不安だから転職したい
- 職場の人間関係、上司が嫌
- 今の仕事は自分に向いていないのではないか…?
そう思いながらも自分を奮い立たせることが出来る人は、今の職場で活路を見いだせるように踏ん張ってみれば良いでしょうし、とても耐えられずに精神的に不安定になってしまう人は、自分が壊れる前に転職活動を始めてみましょう。
転職は何も今の会社を退職してからでなくとも出来ます。
在職中に転職サイトを利用すれば月々の給料を確保しながら新たな職を見つけることも可能です。
30代はまだ転職を諦めるには早いと思います。
いったい人生の中でどんなことを大切に生きているのか、正直な自分と対話をしてみましょう。