フリーターをしている人こそ将来のことについてよく考えます。
「このままフリーターをしていて大丈夫なのだろうか?」
「年金などは将来十分に受け取れるのだろうか?」
「いったいいつまでフリーターとして生きていけるだろうか?」
そもそもすでに正社員であったら、「将来は安泰だ」と感じて日々仕事をしているだけの人のほうが多いですから。
ただ、ここで言えることは、フリーターには“不安要素”があるということです。
いったいフリーターは何歳まで許されるのでしょうか?
「許される」とは?
まず、「フリーターが許される」ということについて考えていきたいと思います。
これは誰が許さないのでしょうか?
- 社会が?
- 親・家族が?
- 恋人が?
- 自分が?
これは、“誰が”というより、“自分が”許すかどうかにかかっていると考えています。
「社会的に考えたら○○歳からはフリーターを止めて正社員になりなさい」であったり、親から「いい加減会社に勤めなさい」と言われるでしょうが、この時に、「まだフリーターでいいし!」と考えるのか、「確かに…。そろそろ真面目に正社員を考えたほうがいいかも」と考えるのか、が重要なのです。
自分がフリーターであることを許すかどうかは、すべて自分自身にかかっているのです。
「いつまでフリーターが許されるのか?」ではなく「いつまで自分がフリーターであることに納得できるか?」
結局、誰が許すか許さないかではなく、自分がフリーターであることに納得がいっているかどうかなのです。
もし、誰かから「もうフリーターなんか止めなさい!」と言われても、「フリーターでもいいじゃないか!何が悪いんだよ!」と考えるようであれば、まだフリーターとしてやっていけます。
しかし、自ら、
「このままフリーターはヤバいかも」
「何歳までフリーターって許されるんだろう…?」
と考え始めたら、もうその瞬間がフリーター脱却の時なのです。
なぜなら、フリーターであることを自分自身が許容していないからです。
もしフリーターであることに自信を持っていれば、不安や疑問を持つことはありません。
20代はフリーターにとって最大のチャンス
就職活動において、年齢というのはかなり重要な要素です。
29歳と30歳では全く市場価値が異なるということです。
例えば、20代であればニートでもフリーターでも使用できる専用求人サイトがありますが、30歳になった瞬間に使用を断られたりします。
もう一般的な求人サイトしか利用できないのです。
さらに、実際に求人サイトで就職活動を始めたとしても、社会人(正社員)経験がない人はなかなか企業から受け入れてもらえません。
選考にすら進めないこともザラにあるのです。
もし今、「フリーターって何歳まで?」と考えているようなら潮時。
少しずつでも就職活動を始めて、自分が納得のいく次のステージに歩み始めましょう。