就職浪人になってしまったことで、周りの親戚や友人から心無いことを言われてしまうことがあると思います。
「フラフラしてないで早く仕事したほうがいい!」
「バイトもしないで実家に入り浸って、ただのニートじゃん」
「将来高望みは出来ないだろうね」
「親に甘えてるだけじゃないの?」
「好きな職に就けてる人なんていないんだから、もっと現実見なよ」
就職浪人をしている人は好きで今の状態になっているわけではないですし、他人からニート呼ばわりされると傷付き、悲しくなります。就職浪人はニートなのでしょうか?
就職浪人はニートではない
就職浪人は就職先を見つけるために、就職活動をしている者を指します。働く意志はあるということです。そのため、ニートと呼ぶにはふさわしくないのです。
そもそもニートの定義は他にあります。
【ニートとは】
Not in Employment, Education or Trainingの略で、「職に就いておらず、学校機関に所属もしておらず、そして就労に向けた具体的な動きをしていない」人のこと。 フリーターや失業者とも異なり、働く意欲がない。社会的に孤立化した存在として問題視されている。
ニート|コトバンク
簡単に言うと、ニートとは何もしていない無気力者のことを指します。明らかに就職浪人とは違うのです。
就職浪人は堂々とするべき
就職浪人は堂々としているべきです。周りが何と言おうと気にしないことです。
私は最初に就職した公務員を3ヶ月で辞めて一時期無職期間がありました。この時は、友人は皆立派に社会人として働いていたため自分に負い目を感じることもありましたが、いつまでもこんなことを考えていては将来は好転しません。
私は無職期間に公務員試験を再度受けたり、民間企業の選考を受けたり、したいことをすべてやって転職に成功しました。就活は周りに流されず、自分が信じたことを諦めずにし続けることが成功への鍵だと思っています。
大器晩成を目指すべき!
人間には華麗にスタートダッシュを切れる人と、遅咲きの人がいます。しかし、その先の努力次第で結果は大きく異なってきます。
就活でも全く同じことが言えます。大手企業に行けたとしても職場が合わずにすぐ退職してしまう人はいますし、就職浪人の苦労を糧として努力を重ね、大きな成功を成し遂げる人もいます。私だって最初は公務員になれましたが、結果的にすぐ辞めてしまいました。
就職浪人をしている人は大器晩成を目指しましょう。