私は公務員試験の日本史の勉強をする時、「過去問ダイレクトナビ日本史」を使用していました。
理系で社会が苦手な私が、どうやって日本史を勉強していたのかについて書いていきたいと思います。
ダイレクトナビを選んだ理由
私が初めて「ダイレクトナビ」という参考書を知ったのは、「受かる勉強法落ちる勉強法」という本の中でした。
もともと“過去問に直接情報を書き込んでいく勉強スタイル”を推奨していた「受かる勉強法落ちる勉強法」。
ダイレクトナビはそれを忠実に実現した過去問だったのです。
ダイレクトナビの構成としては、見開きの左側に過去問、右側にその問題の解説です。
しかし、それだけではなく、過去問選択肢の余白部分に赤文字で「どこが間違っているのか、どう間違っているのか」が書き加えられています。
この赤文字は、付属の赤シートで消えるようになっているので、隠しながら実践的に問題を解くことも出来ます。
私が公務員試験の勉強を始めたばかりの頃は、「どれだけ知識を詰め込めるか」が成功に必要なことだと思っていました。
しかし、今では「どれだけ間違った選択肢を削り、選択肢を絞れるか」が重要だと気付きました。
正解の確率をどれだけ上げられるか、ということですね。
こうした解き方に関しては、間違った選択肢をしっかり指摘してくれている「ダイレクトナビ」が非常に優秀だと思っています。
出題されやすい時代によって勉強量を変えたほうがいい
私は高校時代から理系だったので、日本史の勉強はそこまで突っ込んで取り組んだことはありませんでした。
文系の人なら高校生の時に選択科目の中で専門的に勉強していたと思いますが。
そのため、私が公務員用の日本史を勉強し始めた時、非常に困惑しました。
「中学の時に勉強したことよりも内容が濃い…」
有名どころの人物名や戦の名前は覚えていたものの、まったく聞いたことのない用語も多数ありました。
もし、日本史が苦手な人がこれを勉強する場合は、効率性を重視することが大事だと思いました。
私は最初から最後まですべてのページを何度も復習しようとしましたが、それでは必然的に出題頻度の低い分野も勉強してしまうことになります。
ダイレクトナビを読むと、どの時代の問題がよく出題されやすいかなどが解説されています。
最初のうちはそれに素直に従って、出来るだけ出題されやすい分野、得点に結びつきやすい分野の勉強に時間を割きましょう。