この記事は『8月は公務員の勉強を見直し!そして先月の市役所1次試験の結果は合格という知らせがっ!』からの続きです。
8月は勉強方法を見直した月となりました。
さて、9月は下旬に2つの市役所の選考が控えています。先に言ってしまうと、先月受けたグループディスカッションは通りました。ということは、9月下旬に某市役所の3次選考と1次選考を控えているということになります。
では、ここでは9月にどんな勉強をしていたか、どんな出来事があったかについて書いていきたいと思います。
本屋で新たな参考書を次々購入!
9月は8月中に勉強していなかった教科の勉強を始めました。
残りの勉強時間は少ないですが、市役所を受けるためには少しでも幅広く勉強しておいたほうがいいのではないかと考えていたのです。
勉強する分の教科の参考書を、「受かる勉強法落ちる勉強法」の本を読みながら買っていきました。
「畑中敦子の数的推理ザベスト」
8月は「畑中敦子の天下無敵の数的処理!」で数的処理を勉強していましたが、9月になってからはさらにレベルアップしようと思い、この本を買いました。
『公務員試験の参考書「畑中敦子の数的推理ザベスト」に対する私の口コミ・評判』
「ダイレクトナビ地理」
地理はとにかく覚えることがたくさんありますが、教科書的な参考書は買わずに「過去門ダイレクトナビ地理」を買いました。
『公務員試験勉強のために「過去問ダイレクトナビ地理」を使ってみた感想と評価。』
「一般知識出るとこチェック」
上記のような、地理に関する過去門は買いましたが、私はどうも地域の特色が覚えられなかったので、補助的にこの本を買って勉強することにしました。
「ダイレクトナビ世界史」
世界史では馴染みのない人物名や言葉が多く出てきます。この本を使って、出題傾向を確認しながら勉強しました。
『公務員試験の世界史を勉強するのに「過去問ダイレクトナビ世界史」はオススメだけど苦手な人にとってはかなり時間がかかる。』
「ダイレクトナビ生物・地学」
生物・地学の問題は出題数が少ないので勉強するか迷いましたが、この本で軽く勉強することにしました。
『公務員試験の生物・地学の勉強は「過去問ダイレクトナビ生物・地学」で十分だと思った。使い方や評価について。』
先月受けたグループディスカッションは合格。次は今月下旬に論文の選考…
先月(8月)下旬に受けた某市役所の2次選考(グループディスカッション)は、無事通ることが出来ました。(合否の通知は9月10日くらいに家に届きました。)
私はもともとグループディスカッションやグループワークなど、複数人と作業する系が苦手だったのですが、新卒で入った公務員の経験が実を結んだように感じました。
実は、その新卒で入った公務員の職場では、練習としてグループディスカッションを2回ほど行っていたのです。やはり経験が功を奏すのだと感じました。
続いて3次選考に進むこととなりましたが、その内容は「小論文試験」です。9月下旬に行われます。
私はネットなどの情報から「次はグループ面接だろう。きっと論文はない」と予想していたのですが、見事に外れました。文章を書くことが苦手な私にとって、論文など拷問でしかありません。「とにかく何かしなければ!」と思い、いくつかの参考書を見比べて、1つ決めて買いました。
それが↓です。
公務員論文試験対策の定番「1週間で書ける!!公務員合格作文」
公務員試験用の論文対策の参考書は、
- 分厚くてとても詳しいもの
- 薄くて重点のみをまとめたもの
などの種類があります。
私の場合は、次の試験までほとんど時間がなかったので、薄くて重点のみをまとめたものを選びました。それが「1週間で書ける!!公務員合格作文」です。
『公務員論文試験対策の「1週間で書ける!!公務員合格作文」を使ってみた感想と評価。』
「公務員試験 速攻の時事」
公務員の勉強をしている人なら知っている人は多いと思います。「速攻の時事」
論文試験では、どんなテーマが問われるのか分からないので、時事を一通り読んでおこうと思いました。
『公務員試験の時事対策に「速攻の時事」は効果があるのか?使い方について。』
某市役所の1次選考(筆記試験)始まる
試験内容
試験内容については、
- 筆記試験…40問/120分
- 小論文(作文)…60分
でした。
直前だけの勉強では歯が立たなかった
私は8月初めに勉強法を改め、その方法で2ヶ月間勉強を続けました。
勉強した教科は、
- 判断推理
- 数的処理
- 社会科学
- 日本史
- 世界史
- 地理
- 生物・地学
です。
しかし結局、本番の試験では判断推理と数的処理に力を入れる方法(一般知識は捨てる方法)を取りました。一般知識は捨てるというより、2ヶ月勉強しただけでは全然分からず、解けませんでした。
見たことのある問題、選択肢はいくつもあったのですが、自信を持って解けるレベルまでは成長していなかったということです。問題を解いている途中は、そんな自分にもどかしさを感じていました。
採用枠が数人~10人なのに、受験者が1000人近く集まっていた
普通ならこんなことはありません。しかし、この市役所は他の市役所と日程をずらしてきていました。要するに、B日程、C日程とは試験日を被せてこなかったということです。
そのため多くの受験者が集まってしまうという事態になってしまいました。私が受験会場について案内パネルを見た時、受験番号が1000以上の人がいたのでとてもビビりました。
某市役所の3次選考(論文)始まる
今月2つ目の試験です。
小論文の試験内容
- 制限時間:60分
- 文字数:800字以上1000字以内
テーマ「老朽化などによって庁舎の耐震強度が基準を下回ってしまったため、近々建て直すことになっています。その際、自然・人に優しい庁舎を建てようと考えているのですが、どんな庁舎を建てればよいでしょうか?」みたいな内容でした。
感想
完全オリジナルのテーマで結構焦りました。
参考書「公務員合格作文」では、
- 女性の社会進出
- ボランティア活動について
- 少子高齢化について
など、一般社会で問題となっていることに対するテーマが多く、てっきり市役所でもそういったテーマが出題されると思っていました。
しかし今回は、“今現在、その市役所が抱えているリアルな問題”がテーマになっていたのです。私は事前にこの市役所のHPは見ており、確かに庁舎の建て直しに関する情報はありました。しかも、しっかりPDFという形で…
しかし、その時はまったく重要視していませんでした。実際PDFを開いて見ていましたが、あまりに専門的というか、分かりづらくて一瞬で閉じたのを覚えています。
私にとって1時間という制限時間は少なく、850文字ほどでなんとか小論文を書き終えましたが、大したことは書けず、出来は良くありませんでした。
学んだこと
市役所の小論文では、“現在抱えているリアルな問題がテーマになることもあるんだな”と学びました。
また、小論文の試験に臨む前は、市役所のHPを確認するのはもちろんのこと、PDFなど専門的に情報がまとめられているものについては注意すべきだと思いました。
こうして9月は終わっていったのでした。
つづく