私が公務員試験を受けるにあたって、非常に苦戦したのが小論文でした。
特に毎年出題テーマの予想が出来ない市役所の小論文には頭を悩ませていました。
ここでは、実際に参考書「1週間で書ける!!公務員合格作文」を使ってみた感想などについて書いていきます。
本の内容について
第1編 文の形式をととのえる
第1編では、小論文を書く上での心得や知っておくべき知識などについて解説されています。
第2編 文の内容を練り上げる
第2編では、小論文で高い点数を取るためのテクニックやポイントについて書かれています。
第3編 実践技術を身につける
比較的出題されやすいテーマが24個用意されています。
それらに対して1つずつ、
- 着目点
- 答案構成の作り方
- 小論文の解答例
などが書かれています。
参考 近時の出題例を見る
どこでどんな小論文の問題が出題されたかが書かれています。
かなり多くの出題例が載っているので、一度眺めてみてもいいと思います。
最初は小論文が書ける気になる
私は小論文の試験が近づくまで、全く対策をしていませんでした。
また、私は非常に小論文・作文を書くのが苦手です。
そこで慌てて参考書「1週間で書ける!!公務員合格作文」を買いました。
第1編、第2編を読むと「なるほど!こういう考えで小論文を作っていけばいいのか~!」とかなり納得しました。
中には、
- 典型的なパターンを覚える
- 知識がない時のごまかし方
が書かれていたりして、「かなり使えるテクニックが載っているな!これならイケる!」と調子に乗っていました。
これだけじゃとても受かる気がしなくなる
第3編に進んだ時に、上記のような余裕はなくなりました。
具体的な小論文の解答例を見てみると、非常にレベルが高いもので、「到底私には書けない…」と自信をなくしてしまったのです。
実際に自分なりに小論文を書いてみたりしましたが、周りに採点してくれる人がいないので、受かるほどの小論文を書けているか全く分かりません。
小論文の試験日が近づいてくる度に不安に襲われました。
小論文は、毎年採点している人からしたら、パッと見ただけでレベルがバレてしまう試験だと思います。
また、文章を書くのが苦手な人にとっては、試験の直前だけちょこちょこっと勉強するだけでは全然歯が立たない科目であると思います。
就活を公務員試験に賭けている人は、他の教科と同様に時間をかけて対策し、出来れば予備校や模擬試験で自分の書いた小論文を採点してもらうのがいいと強く感じました。