この記事は『【既卒】7月の下旬に市役所の公務員試験控える!1ヶ月で筆記試験の勉強をした。』からの続きです。
8月は、第二新卒として公務員試験の勉強を始めてから2ヶ月目となります。
7月はただただ以前使っていた実務教育出版のテキストを使って勉強していました。しかし、8月からはこれまでの勉強方法を見直していきます。
今回は、8月にどんなことをしていたかについて書いていきます。
ネットと本屋をフル活用して勉強法を模索!
ネットで模索
ネットでは、これまで公務員試験を受けてきた人の体験談を見つけて読んだりしていました。他にも参考書を探しまくっていました。
でも、口コミって人によって全然違って、最終的に自分で判断しないとダメだなと思うようになっていきました。
本屋で模索
実際に本屋に寄って、色々な参考書を読みまくりました。何日もかけて、1回行くごとに2時間くらいかけて参考書を吟味していました。
すると、ある本を見つけました。「受かる勉強法落ちる勉強法」です。
「受かる勉強法落ちる勉強法」から学んだこと
ネットで模索していた時も何度かこの本の名前を見てはいましたが、「どうせ当てにならないだろう」と舐めていました。
しかし、この本の中身を一度読み始めると、いつの間にか50ページくらいまで読み進めているほど気になる内容だったのです。そして「これは家に帰ってじっくり読みたい!」と思い、買ってしまいました。
感想としては、買って良かったです。
『公務員参考書「受かる勉強法落ちる勉強法」の内容と評判・口コミ・感想』
「畑中敦子の天下無敵の数的処理!数的推理・資料解釈編」
「畑中敦子の天下無敵の数的処理!数的推理・資料解釈編」は、「受かる勉強法落ちる勉強法」の本で紹介されていたので買いました。
この本の対象は高卒程度ですが、私は数的処理に少し躓いていた部分もあったので、基礎からやり直すことにしました。
『私が使った参考書「畑中敦子の天下無敵の数的処理!」の感想や私的評判(口コミ)』
「畑中敦子の判断推理ザ・ベスト」
これも「受かる勉強法落ちる勉強法」を参考にして買いました。この本は大卒程度の問題が揃っています。
『「畑中敦子の判断推理ザベスト改訂版」を実際に使ってみた感想や私的評判(レビュー)』
「新スーパー過去問ゼミ3 社会科学」
同じく「受かる勉強法落ちる勉強法」で、良いと紹介されていたので買いました。
『市役所受験のために「新スーパー過去問ゼミ3社会科学」を使って勉強してみた感想と評判(レビュー)』
「ダイレクトナビ日本史」
日本史は「過去問ダイレクトナビ日本史」で勉強することにしました。
『「過去問ダイレクトナビ日本史」の使い方や実際に使ってみた感想、評価について。』
9月下旬に行われる某市役所の筆記試験に向けて計画を立てた
9月下旬の筆記試験までは、あと約2ヶ月あります。
最初の1ヶ月(8月)は、
- 数的処理と判断推理の実力をさらに伸ばす
- 市役所の試験で比較的多く出題される社会科学を勉強
の2つをすることにしました。
実際にどんなペースで問題集を解いていけば、計画通り終えることが出来るかのを紙に書き出し、毎日進んだ分をカレンダーに書き込んで達成感を味わえるようにしました。
7月下旬に受けていた1次試験の結果が届いた。結果は…「合格」
8月の中旬くらいに、7月下旬に受けた某市役所1次試験の結果が届きました。
筆記試験が「SCOA」だったということで、結果はまったく予想できませんでした。この時は、「たった1ヶ月だけの勉強で受かっていたらラッキーだな」程度にしか考えていませんでした。
実際に結果を見てみると、「合格」の文字が…!とても嬉しかったです。
また、送られてきた書類には、2次試験の日時(8月下旬)も記されていました。しかし、残念ながら内容については書かれていませんでした。
私は、「集団面接か、個人面接か、はたまたグループディスカッションか?」と予想していました。
グループディスカッションであれば準備のしようがないので、とりあえず面接だと予想して、面接対策のために参考書を買いました。
「面接試験・官庁訪問」の本
一通り読んで、去年の新卒就活の時のように何度もしゃべる練習をしていました。
『【参考書】公務員試験「面接試験・官庁訪問」の本を読んでみた私の感想(レビュー)。』
2次試験当日。その内容とは?
最初は部屋で待機
当日市役所庁舎に行くと、まず部屋で待機するよう言われました。そこには5人程先着がいました。この時すぐに「これは集団面接か?それともグループディスカッションか?」と考えました。
部屋に入る時は、「こんにちは!」と皆に挨拶。それから少し間を置いて雑談を仕掛けました。
積極性を見せるというか、まだ待機している時点でみんなと軽くコミュニケーションを取るようにしたのです。
自分から発言することで、あとあと発言しやすい状態を作れるようにしました。また、絶対に下は向かないように、目線は前かやや上に向けていました。
待機している人の中には、ずっと下を向いている人がいましたが、非常に自信がないように見えます。細かいことではありますが、人の印象は瞬時に決まると聞いたことがあったので、こうしたことに注意していました。
グループディスカッション開始
時間が来て、私たちのグループは選考をする部屋に通されました。部屋には採点官が3人。私たちは8人のグループです。
採点官:「これからグループディスカッションを始めてもらいます。時間は全部で30分。最初の5分程度で机の上の資料を読んで、問いに関する自分の考えをまとめてください。5分経ったらそれぞれ1人ずつ考えを発表してもらいます。その後は残りの時間で話し合ってもらいます。始め!」
私はまず「始め!」と同時に自分の腕時計のタイマーで時間を測り始めました。
また、この時のお題は「高齢者が住みやすい街をつくるためにはどうしたらよいか?」でした。
私は最近、新聞で高齢者に関する記事をいくつか読んでいたので、それを参考に対策などをまとめて発表しました。
「まずは役割分担しましょうか?」で、すかさずタイムキーパーゲット!
グループディスカッションでは最初に役割分担をするのが基本です。時間を測っていたのは私だけだったので、ここはすかさず「時間測っていたのでタイムキーパーやります」と言いました。
タイムキーパーには、以下のような利点があります。
【タイムキーパーをするメリット】
- 時間を測っているだけなので話し合いのために考えをまとめる余裕がある
- 「残り時間○分です」、「あと5分なのでそろそろまとめに入ったほうがいいと思います」と発言出来るので、適度に目立つことが出来る
司会は、「誰が司会しますか?」と提案した女子が、他の男子に「ではあなたがやってくれませんか?」と言われてその女子がすることに。
また、書記はホワイトボードに一番近かった人が名乗りをあげてやってくれました。2人ともうまく役割をこなしてくれたのでありがたかったです。
グループディスカッションなんて大した話し合いは出来ないと思う
よくグループディスカッションの参考書を読んでいると、レベルの高い話し会いが例として紹介されています。そういうのを読んでいると「とてもこんな話し合いは出来ない…」と自信をなくしてしまうんです。
しかし、今回実際にやってみると、全然レベルの高いものではなく、ただただ皆が一生懸命に考え出した素朴な意見を話し合うディスカッションでした。
よく考えてみたら、さっき会ったばかりの人といきなり濃い話し会いなど難しいだろうと思うんですよね。意見を発表し合うと同時に、相手がどんな人かを探りながらになりますし。
周りの人の意見を尊重しながら、自分もちゃんと考えて発言すればいいと思います。
私がしたこと
このグループディスカッションで私がしたことは、主に3つ。
【グループディスカッションで私がしたこと】
- タイムキーパー
- 同じような話ばかりになっている時に視点を変えるために自分がしたい話に誘導(このあとあるメンバーから「具体的にはどういうことですか?」とつっこまれましたが、何とかそれっぽく答えることに成功)
- 良いと思った人の意見に賛同「それは良い考えだと思います」
グループディスカッションを終えて
皆と一緒に駅まで帰りました。そこでは、1次試験のことが話題になりました。
1次試験は120問/60分の「SCOA」でしたが、皆やり方は様々。
問題を飛ばさずに1問1問解いていったため70問くらいしか解けなかった人もいれば、私のように出来るものだけ優先して解いてほぼ全てにマークした人もいました。どちらの方法でも受かる人は受かるのだなと実感しました。
こうして8月は終わっていったのでした。
つづく