私は専門科目が必要ない市役所を受けようと計画していたため、政治・経済・社会を勉強するのに「新スーパー過去問ゼミ3社会科学」を使いました。
実際に使った感想(レビュー)について書いていきます。
見た目
厚み
辞書並みに分厚く感じます。
全部で460ページ。
私が持っている参考書の中で一番分厚いです。
でも、それは仕方のないことです。
この本には政治・経済・社会の3科目が詰め込まれているのですから。
目次
政治…p.9~p.190
経済…p.191~p.356
社会…p.357~p.461
です。
問題が豊富です。
良いところと悪いところ
良いところ
実際の試験でよく問われる問題が使われている
私がこの問題集を使ってから実際の試験を受けた時、同じような内容の選択肢がいくつか出てきました。
問題を作る側も出題しやすい問題とそうでない問題があると思うので、実際の試験問題が過去問と被ることは当然だと思いますが、やはり一度見たことのある内容が出てきた時の安心感はありますよね。
スー過去で勉強すると、試験でどのように受験者を困らせようとしているのかが分かります。(人物名を変えてくるのか、数字を変えてくるのか等)
そうした試験独自のクセみたいなものを習得するのに良い参考書だと思います。
過去問がうまく分類されている
分野別に問題が分けられているので、苦手分野を個別に重点的に勉強しやすいです。
また、基本的なことについてはどの分野もほぼ網羅されていると感じました。
悪いところ
全部終えるのに時間がかかる
どうしても社会科学となると文字ばっかになってしまいます。
人間の集中力にも限界がありますので、短期間でこなすのはかなりしんどいです。
他の科目を勉強しながらだと1冊終えるのに1ヶ月~1か月半くらいかかりました。
「手ごわい問題集」だと覚悟を持って取り組みましょう。
経済には手を付けなかった
私は経済(ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学・経済事情)についてはまったく手を付けませんでした。
「受かる勉強法落ちる勉強法」のやり方をもってしても、グラフや計算が出てきて理解することは出来ませんでした。
※「受かる勉強法落ちる勉強法」のやり方とは、通常ならノートに書くであろうことを過去問の問題部分や選択肢の余白に直接書き込んで、過去問を参考書に変えていくという方法のこと
私の友人で税務署に受かった人は大原に通っていましたが、「経済はポイントさえ押さえれば簡単だよ」と言っていたので、独学と予備校では差があるのかなと感じました。
私は完全に経済を捨てました。
すべては使い方次第だと感じた
私は基本的に「受かる勉強法落ちる勉強法」に沿って問題集を使っていました。
それは過去問に直接情報を書き込んでいくという方法です。
もし、
参考書でさらっと勉強
↓
過去問を解いて理解度を確認
の方法で勉強していたら、この問題集はオススメしなかったと思います。
というよりもすべての問題集をオススメしていなかったです。
それだけ使い方が大事だということです。
私は「受かる勉強法落ちる勉強法」+「新スーパー過去問ゼミ」のセットでオススメします。