公務員試験「SCOA」の対策。1時間120問をどう攻略するか?

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公務員試験は自治体によって、試験内容が変わってきます。

私が受けた公務員試験はだいたい「2時間40問」でしたが、1度だけ「SCOA」を受けたことがありました。

そこで、ここでは私の経験をもとに、どんな対策をすればいいのかを考えてみましょう。

1時間120問?なんだこりゃ?

私が公務員試験を控え、勉強していたある日、申し込みをしていた某自治体から1次試験の案内が届きました。

開いてみると、用紙にはこんな文字が。

「試験内容:120問 所要時間60分」

私はこの文字を見るまで「SCOA」という試験を知りませんでした。

それまでは、公務員試験は「2時間で40問解くものだ」と勝手に理解していました。

どんな対策をすべきか?

1時間で120問という無茶ぶり試験についてインターネットで調べてみて、やっとそれが「SCOA」と呼ばれているものだと知りました。

そして、さらに色々と調べていると、出題される問題は

  • サイコロ問題
  • 論理
  • 真偽の推理
  • パズル問題(空間把握・図形・折り紙問題)
  • 展開図

など、比較的難易度は低めのものが出るとの噂を入手。

それらを中心に復習を行いました。

実際に解いた感想

私が対策していた部分は合っていました。

実際にサイコロ問題や論理など、比較的簡単に素早く解けるような問題が多かったです。

そしてすべて4択でした。

しかし、出題される分野は2時間40問の試験とほとんど同じ。

国語の読解問題もありましたし、英語の長文もありました。

文章は1ページの半分くらいの量なのでそこまで多いわけではなかったのですが、それでも普通に考えたら読むだけで時間がかなり経過してしまいそうな印象を受けました。

そのため、私はすべての文章問題をすっ飛ばしました。

全く読まず、勘でマークしました。

なぜ全然読まなかったかというと、私は国語も英語も苦手で読解力が皆無だからです。

残念ながらまともに読んでも正答率が著しく低い…

私はそんな自分の弱点を把握していたので、勘でマークし、「運よく正解したらいいや」の精神で進めていたのです。

また、社会(政治や法律など)・理科・時事問題もありました。

「SCOA」はとにかく時間との戦いで、どれだけ早く正確に解けるかが重要です。

悩んで立ち止まっている余裕はありません。

脳みそをフル回転させましょう。

どんな作戦が良いのか?

私の作戦は「出来ないものは適当にマーク。自信のある問題は確実に解く」でした。

私は比較的、数的処理・判断推理が得意だったので、一般知能に力を注ぐようにしたのです。

実際「SCOA」がどんな採点方法かは分かりません。

なるべく順序よく解くのがいいのかもしれません。

しかし、私は「自信のあるものを重点的に解く」という作戦に決めていました。

なぜなら、自信のないものは時間をかけたからといって、正解する保証がないからです。

「しっかり順序よく解いたが回答数は少なく、さらに不得意な分野の正解率が低かった」よりは、「ほぼすべてに回答したが、不得意な分野の正解率は低かった」のほうがマシだと考えたのです。

だからこのような作戦にしました。

結果はどうだったか?

結果は1次試験突破でした。

なんとか「SCOA」をパスすることが出来たのです。

しかし、この日は他にも事務処理の問題もあったので、「SCOA」の点数が良かったのかはハッキリとは分かりません。

また、この1次試験のあとの2次試験で会った人たちに話を聞くと、私のような作戦で「SCOA」を解いた人もいれば、しっかり順番通りに解いて80問までしか解けなかったと言う人もいました。

ただ順番通りに解ける人というのは、それだけすべての分野に対して解く力がある人だと思っています。

明らかに自分に苦手な分野があると自覚していて、順番通りに解くのはリスクが高いと感じました。

「SCOA」は自分に合った方法で解くように心掛けてみてください。

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