体験談|1月の就活の選考が全敗した原因と失敗して分かった対策

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この記事は『体験談|就活が解禁する12月に始まること&やること4つ』からの続きです。

12月に就職活動が解禁し、なんとなくですが私も就活生としての実感が湧いてきました。就活は全国の同級生との競争でもありますし、この時は知識がないながらも「とにかく何かを始めなければ!」と思っていました。

というわけで、このページでは就活が始まった12月初めから、選考で失敗したことなどを含む1月の終わりまでの体験談を書いていきたいと思います。

12月に突入し、就活が開始された!

12月となり、ついに就職活動が始まりました。ニュースでも「就職活動が解禁されました!」と報道されています。私も就活生の自覚が少しずつ現れました。

ただここで違和感が…。

私は「就活が始まったといっても、いきなり選考が始まるわけじゃあるまいし。世間は何をもって「就活が始まった」って言ってんの?」と疑問に思っていました。これについては『12月の就活解禁で何が始まるのか?』でも書いていますが、12月から企業が広報活動を出来るようになったということですね。

これにより、就活生もプレエントリーを通して様々な企業の情報を得ることが出来るようになったのです。広報活動や選考時期というのはある程度、国で決められています。通常、企業の広報活動は12月に解禁されるので、「12月から就活が開始される」と世間で言われていたわけですね。

友人とプレエントリーの数を競い始める

私は、10月にサークル活動がひと段落しました。しかし、そのあと時間と余裕が出来たにも関わらず、就活のことに関してしたことと言えば大学主催の就活講座に出席したことくらい。それも、なんとなく出席していただけだったので、何も知識は頭に入っていませんでした。

さて、12月です。私はまず何を始めたかというと、プレエントリーです。いまいちプレエントリーについて分からない人は、『「プレエントリー」と「エントリー」の意味の違いを知っているか?』を参考にしてみましょう。

私の友人もどんどんプレエントリーをしており、時折「○○(友人)は今のところどれくらい(プレ)エントリーしたの~?」と聞いたりしていました。このように、さりげなくプレエントリーした数を競っていましたし、友人より少ないと「これじゃあまだ少ないのかな…?」と不安になったりしていました。

ちなみに私は12月が終わる頃には80社ほど、リクナビ経由でプレエントリーを完了していました。ただ、ちょっと気になった企業はすぐにプレエントリーをするといった具合に、かなり適当でした。ちなみに、現在は動画による就活マナー講座などが充実しているキャリタス就活が分かりやすくておすすめです。

新卒はキャリタス就活に無料登録しよう!評判や考察について

私の12月のスケジュールは『就活が始まったばかりの12月のスケジュールはスカスカだった。』を参照。

ついにプレエントリーした企業から選考メールが届く

ある程度プレエントリーを終えると、12月の終わり頃に、2つの企業から選考に関するメールが届きました。プレエントリーをしていると企業から何か連絡がある場合、情報がメールで勝手に送られてきます。リクナビでプレエントリーをしたらリクナビに登録している自分のメールアドレスに企業からの情報が届くのです。

たまに、自分でこまめにHPを確認する必要がある企業もありました。

どんな企業かというと、1つは電力会社(ベンチャー企業)の営業職で、もう1つは誰もが知る大手ガス会社でした。

ベンチャー企業とは?何をもってそう呼ぶのか?定義はあるのか?

以下は、それぞれの企業から送られてきたメールの内容を簡潔にまとめたものです。

電力会社(ベンチャー企業)

【メールの内容】

1月13日に、さっそく選考を行います。内容はグループワークです。また、当日は履歴書とエントリーシートも提出していただきます。

エントリーシートに関してはHPからダウンロードしてプリントアウトして取得してください。

就活の「グループワーク(GW)」と「グループディスカッション(GD)」の違いとは?

大手ガス会社

【メールの内容】

○月○日までに、HPからエントリーシートを記入し、送信してください。

よろしくお願いします。

初めての提出書類に悪戦苦闘

正直言って、この選考メールが来るまで全く履歴書やエントリーシートの準備をしてきませんでした。しかし、もう時間も多くないので、とりあえずそれぞれの提出書類に記入する文章を必死に考えて書きました。

具体的には、履歴書のほうには自己PRを書く欄がありましたし、会社指定のエントリーシートには、これまでの人生で頑張ったことや、これまでの人生の中で一番つらかったこととどうやって乗り越えたかなどを書かされました。非常に難しく、頭を悩ませました。

また、私が電力会社(ベンチャー企業)の選考を受ける意味合いは、就活がどんなものかを知るためが大きく、逆に、大手ガス会社のほうは志望順位も高く、かなり力を入れてエントリーシートを作成し、余裕を持って締切よりも早めに送信しました。作成した時点では結構自分の中では自信がありました(うぬぼれていました)。

選考の結果はお祈りメールだらけで全敗

私の始めての1次選考。履歴書やエントリーシートを企業に提出するのも、グループワークをするのも初めて。どんな結果が待っているのか不安も大きかったのですが、やるしかありません。では、その模様を以下に記していきます。

電力会社(ベンチャー企業)

この企業は、1次選考で履歴書とエントリーシートを提出すると同時に、4人1グループでグループワークをすることになっていました。

グループワークのルール

多くの企業でのグループワークは、ルールが指定されています。ゲーム感覚に近いかもしれません。ただ、お遊びのゲームとは全く違って、かなりレベルが高い印象でした。私のような自己主張が出来ない人は撃沈すること必至です。

【グループワークのルール内容】

  • 4人で1つのグループ。
  • 1人1人に、自分しか見ることの出来ないカードが10枚ある。
  • ただ、口頭でなら他の仲間にカードの内容を伝えてもいい。
  • カードに書いてあるヒントを頼りに、与えられている問題を解いていく。

この時の問題は計算問題でした。企業の利益関係を問うもので、これまで聞いたこともないような計算方法や言葉がバンバン出てきてチンプンカンプンでした。

グループワークの途中経過

グループワークやグループディスカッションをする時は、最初に役割を決めることが定石です。

この時も、まずは役割を決めました。役割というのは、

  1. 司会
  2. 書記
  3. タイムキーパー

の3つのことです。

ちなみに私はというと、まわりに引っ張ってもらう始末。なんの役もしませんでした。全くと言っていいほど積極性が出せませんでした。

この日のグループワークでは、6つのグループで競い合ったのですが、この6つのグループに対して採点官は4人。それぞれが各グループを巡回して、持っているボードに何かを記入していました。それぞれの受験者について、気になったところや点数を記入していたのでしょう。

制限時間が来て、6つのグループの代表者が前のホワイトボードにそれぞれ計算の答えを書いていきました。結果は、6つのグループとも導き出した答えは不正解。それだけ難易度が高かったと言えます。利益の計算や専門用語なんて知らないんですから、「こんなん解ける人いんの?」とかなり疑問に思ったのを覚えています。

電力会社(ベンチャー企業)の選考の結果

落ちました。反省点としては、グループワークでまったく積極性が出せていなかったですし、提出物(履歴書&エントリーシート)も良くありませんでした。一緒に受けていた友人は受かり、次の選考に進んでいました。

その友人とは別のグループだったのですが、かなり積極性がある人です。こうしたことから、グループワークでは、計算が合ってる合ってないより、どれだけ集団の中で協調性が出せるかが重要だと言えます。

大手ガス会社

ここは誰もが名前を知っている企業であり、大手だったので是非入社したいと考えていました。しかし、結局、エントリーシートを提出した結果はダメでした。「○○様の今後のご活躍を心からお祈り申し上げます」とお祈りメールが送られてきました。

自信があっただけに、なかなかショックだったのを覚えています。ただ、就活を終えてみて振り返ると、めちゃくちゃな内容のエントリーシートだったなと分かります。当時は自分よがりの文章を作っており、相手には魅力が伝わらない内容だったのです。

1月の選考を全敗した原因と対処法

選考を全敗した原因

1月に就活をしていた頃の私はとても未熟で、これといって何も準備をしていませんでした。この不十分な準備が全敗の原因だったのです。しかし、選考に全敗することで自分には何が足りないのかを考えるきっかけとなりました。そして、この時の自分に必要なことは、1次選考を突破するための武器、すなわち、魅力的な履歴書とエントリーシートの作成能力だということに気付けました。

全敗から脱出する方法

こうした経験から、就活最初にするべきことは自己分析と履歴書&エントリーシートの書き方の習得に尽きると言えます。2つの企業を落ちた原因は履歴書とエントリーシートの完成度が低かったからです。グループワークに関しては積極性の無さが理由でしたが。

また、今なら分かるのですが、エントリーシートには明確な書き方、文章の構成が存在します。履歴書やエントリーシートが通らなければ、選考のスタートラインに立つことも出来ないので、なるべく早い段階から作成方法を身に付ける必要があります。エントリーシートの作成方法は『通るエントリーシートの書き方には法則がある』でまとめています。

私の1月のスケジュール詳細『就活が始まって次の月。私の1月のスケジュールに説明会が増えてきた。

就活終盤になっても全敗し続けている場合の対策

私が就活に手こずっていたのは初期の頃だけでしたが、なかなか就活がうまく行かない人もいるでしょう。また、周りの友人が内定を獲得していく中、自分だけ就活を続けていたり、夏が過ぎても就活を続けているような人はかなり焦っていると思います。

そうした人は、どこかに問題があると考えられます。また、このまま1人で就活をすることはリスクを伴います。なぜなら、誰も客観的に弱点を指摘・改善してくれないからです。そのため、リクナビやマイナビなどの応募型就活サイトを利用するのではなく、専属コンサルタントさんと2人で就活を進めるスタイルに切り替えると解決すると思いますよ。

例えば、新卒の就活生でも利用できるコンサルタント型就活サイトに、マイナビ新卒紹介というものがあります。専属アドバイザーが内定までサポートしてくれますから、是非利用しましょう。

詳細⇒マイナビ新卒紹介

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実は公務員試験の勉強も開始

公務員というと「安定している」「職種によっては転職がない」といった特徴があります。そのため、時期的に勉強を始めるのは遅いのですが、公務員にもなりたいと思うようになっていました。1月の中旬くらいから勉強を始めていました。

【体験談】就職活動で公務員試験と民間の受験の両立は可能か?挑戦が始まった1月。

このページの続き(2月の体験談)

⇒『【私の体験談】2月は会社説明会と選考の嵐が近づいてきた。でもエントリーシートは攻略!超口下手な私はとにかく面接の準備をした。

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