2014年10月、バイトの時給・最低賃金が底上げ!その理由は人手不足と年末の動向にあった。

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2014年10月の、大都市のバイトの平均時給が上昇しています。過去最高の961円となったようですね。去年は959円だったのですが、さらに上がったんです。

どうして上がってきているのかについて気になったので、まとめてみました。

もともとこの時期は毎年人手が足りなくなる

年末年始が近づいてくると、あらゆる業種で繁忙期を迎えます。

  • 忘年会・新年会で居酒屋、飲食店は大忙し。
  • プレゼント・おせちの注文・その他の消費が増え、運送業、物流会社の人手が足りなくなる。
  • 多くの企業が年末調整を行う。
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人手が足りなくなっては困るので、バイトの時給を上げて募集をかけているのですね。

私も以前、某チェーン飲食店でキッチンのバイトをしていたことがありますが、クリスマスの時期は仕事の出来る社員がヘルプで増え、なだれのごとく訪れるお客さんのために、MAXスピードで料理を作っていました。

人手を欲するのも分かります。

今年の人手不足はアベノミクスも影響している

最近はメディアでも「人手不足が懸念されている」とよく言われています。だからこそ“売り手市場”で「就活生は有利だ」と言われていますよね。

就職活動の「売り手市場」「買い手市場」の違いと意味について

でも、どうして人手不足は発生しているのでしょうか?それは、アベノミクスが影響していると言えます。アベノミクスの第一の矢「大胆な金融緩和」にのっとって、日銀が市場に出回るお金の量などを増やしました。

そうすることによって円安が進み、輸出関連企業が有利になるので、どんどん輸出をしていきます。すると、その輸出関連企業を支える製造・生産会社、販売会社も忙しくなりますね。

そのため、人手が不足してくるのです。

ショッピングモール内の人手確保競争

バイトの平均時給を上げている業種の1つに飲食店が挙げられます。ショッピングモール内にはフードコーナーがよくありますよね。こういったところがバイトを募集する際、他のお店の時給に対抗しなければなりません。

もし時給が安ければ、ショッピングモール内にある他店舗(アパレルなど)に人が取られてしまいます。バイトを探してる人は時給を重要視しますので、人材を確保したければ必然的に時給を上げざるを得ないのです。都市圏内でバイトを探している人にとってはとても良い環境だと思います。

ただ、今後はどうなっていくのでしょう。

少子高齢化が進む現在、今後さらに人手不足の問題は大きくなっていくのか?

それとも、オックスフォードが発表したように10年後にはロボットに仕事が奪われ、仕事の数は減っていくのか?未来の予測が難しい、そんな世の中です。

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